クイッティアオ平打ち麺
クイッティアオ平打ち麺は、タイの麺料理の総称であるクイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)のうち、平打ち状の麺(一般にセンヤイ、เส้นใหญ่)を用いるタイプの汁麺であり、豚肉や肉団子、香草などを具として添え、卓上調味料で味を整えながら食べられることが多い麺料理である。バンコクの「เจ๊กวอน-หอย」において筆者が食したものも、澄んだスープに平打ち麺を合わせ、肉類と香草を配した構成で提供された。
- 味評価
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非常に薄味のスープ。もう少し出汁が出ているといいかもしれない。平べったい麺はツルツルで食感よしちょっと固まって掴みにくい豚肉は柔らかくて普通においしい。肉団子はプリプリで歯切れが良く噛むと中から旨味が飛び出してくる
- 価格
- 50 バーツ
- 食事日
- 2026/01/01
- 食べ歩きの記録
- 異文化が入り混じるバンコク。
熱い太陽の下、ローカルを歩く。
ポルトガル人が建てたサンタクルス教会、年明けでもガッツリ残るクリスマス感。そしてGoogleMapにない店で米麺スープのクイッティアオ。まったり人々を眺めて一息。この感じ、マジ旅。
グルメAIによる解説
概要
クイッティアオ(タイ語: ก๋วยเตี๋ยว、RTGS: kuai tiao)は、タイにおける麺料理の総称であり、米麺・小麦麺を用いた汁麺(น้ำใส/น้ำตก など)および和え麺(แห้ง)を幅広く含む。語源は潮州語など中国系方言の「粿條(guǒtiáo)」に由来するとされ、タイの都市部から地方まで日常食として普及している。筆者がバンコクの「เจ๊กวอน-หอย」で食したのは、平打ち状の麺を用いたクイッティアオである。
名称と位置づけ
クイッティアオは単一の料理名というより「麺料理カテゴリ」を指す語で、麺の太さ・形状、スープの種類、具材、供され方により多様な呼称が派生する。米麺の代表例として、細麺のセンミー(เส้นหมี่)、中細のセンレック(เส้นเล็ก)、太麺のセンヤイ(เส้นใหญ่)が知られる。とりわけセンヤイは平たいリボン状になりやすく、本稿の「平打ち麺」に相当する形状として説明されることが多い。なお、タイの屋台・食堂では同じ名称でも麺の形状や加水、茹で加減が店ごとに異なる場合がある。
今回の提供形態(観察にもとづく記述)
写真から確認できる範囲では、本品は澄んだ色調のスープに平打ち状の麺を合わせ、豚肉の薄切り(または小片)、肉団子(ルークチン、ลูกชิ้น)とみられる丸形の練り物、香草(パクチー、ผักชี)等を添えた構成である。タイの汁麺として典型的な「麺・スープ・肉類・香草」の枠組みに収まり、卓上調味料で味を補正することを前提とした提供形態とも整合する。
スープと味付けの一般論
クイッティアオのスープは、豚骨・鶏ガラ等の動物系だしを基本に、干しエビや大根などを加える例がある一方、店によっては透明感のある軽い味わいにとどめ、卓上での調整を促すことがある。一般にタイの麺料理店では、砂糖、唐辛子(粉・炒り)、酢(唐辛子酢を含む)、魚醤(ナンプラー)といった調味料が供され、甘味・酸味・塩味・辛味のバランスを食べ手が組み立てる文化が形成されている。
麺(平打ち麺)の特性
平打ちの米麺は、表面が滑らかで口当たりがよく、スープや油脂をまといやすい一方、麺幅があるため器の中で重なって固まりやすいことがある。タイでは同系統の麺が炒め麺(例: パッシーイウ)にも用いられ、加熱方法によって食感が大きく変化する。汁麺では茹で置きや温め直しの有無、湯通しの時間により、滑らかさとコシの出方が左右されやすい。
具材:豚肉・肉団子(ルークチン)
クイッティアオの具材は豚肉が中心となることが多く、薄切り肉、煮豚、内臓、ワンタン等が組み合わされる。肉団子(ルークチン)は、魚肉すり身を使う「ルークチン・プラー(ลูกชิ้นปลา)」、豚肉主体の「ルークチン・ムー(ลูกชิ้นหมู)」など複数の系統があり、弾力のある食感が特徴とされる。写真の丸形具材は外観上ルークチンに類するが、魚肉・豚肉などの断定はできないため、本稿では一般的性質にとどめる。
食べ方と卓上調味料
タイの汁麺は、提供直後の状態をそのまま味わうほか、卓上調味料で段階的に調整しながら食べ進める方法が一般的である。たとえば塩味は魚醤で補い、酸味は酢、辛味は粉唐辛子や唐辛子酢、甘味は砂糖で加える。香りの調整として、胡椒、揚げニンニク、唐辛子ペーストなどが置かれる店もある。こうした「食べ手が味を完成させる」設計は、屋台文化の回転率や、多様な嗜好への適応とも関係づけて語られる。
提供店と周辺文化(与えられた情報にもとづく)
本品はバンコクの「เจ๊กวอน-หอย」で食された。バンコクは王宮周辺の伝統的街区から移民文化の影響が濃い地区まで多層的な食文化を持ち、クイッティアオもまた中国系移民由来の麺文化が都市の屋台・食堂に定着した代表例として位置づけられる。特に麺料理は短時間で提供でき、労働者の食事から観光客の軽食まで幅広い需要を担っている。
栄養・衛生上の留意点(一般論)
クイッティアオは炭水化物(麺)とたんぱく質(肉類・練り物)を同時に摂取できる一方、スープに由来するナトリウム量が増えやすい。屋台・簡易食堂形態では、加熱状態の確認、卓上調味料の扱い、香草・生野菜の洗浄状況などが体調に影響する可能性があるため、旅行者は体調や衛生環境に応じて摂取量・選択を調整することが望ましい。
関連項目
- タイ料理
- 米麺
- ルークチン(肉団子・練り物)
- 屋台(ストリートフード)