ヤム・タレー・ルアムミット / ยำทะเลรวมมิตร
ヤム・タレー・ルアムミット(ไทย: ยำทะเลรวมมิตร)は、タイ料理におけるヤム(和え物・サラダ)の一種で、エビやイカ、貝類など複数の海産物を香味野菜とともに、ライム果汁、魚醤、砂糖、唐辛子を基調とする調味液で和えた料理である。バンコクの飲食店Krua Arayaでも提供され、前菜や酒肴としても食される。
- 味評価
-
おそらくレモンベースのタレがかかっている加えてちょっと酸味があり塩分がある。いつか野菜が入っているけども特に玉ねぎが主役で単体で食べるのは辛いが茹でられた海老とイカと合わせて食べるとタレも相まっていい感じにおいしい。これでビールを飲む感じ。深夜2時なので食材に新鮮全くないけども、まぁ普通に美味しくいただける。
- 価格
- 150 バーツ
- 食事日
- 2025/12/30
グルメAIによる解説
概要
ヤム・タレー・ルアムミット(ไทย: ยำทะเลรวมมิตร)は、タイ料理における「ヤム(ยำ)」と総称される和え物・サラダの一種で、海産物(タレー=ทะเล)を複数種取り合わせた「ルアムミット(รวมมิตร:盛り合わせ、ミックス)」として提供される料理である。一般に、酸味(主としてライム)、塩味(魚醤)、甘味(砂糖)および辛味(唐辛子)を基調とする調味液で、加熱または下処理した魚介類と香味野菜を和える点に特徴がある。タイの食堂からシーフードレストランまで幅広く見られ、前菜・酒肴・主菜のいずれにも位置付けられうる。
本項では、バンコクの飲食店「Krua Araya」で提供された一皿(添付画像の料理)を具体例として、料理としての一般的な構成と、提供形態の傾向を整理する。
名称と語義
| 表記 | 意味・用法 |
|---|---|
| ยำ(ヤム) | 酸味・塩味・甘味・辛味を組み合わせたタレで具材を「和える」料理群の総称。ハーブや香味野菜を多用し、温製・冷製の両方がある。 |
| ทะเล(タレー) | 「海」を意味し、料理名では海産物・シーフードを指す語として用いられる。 |
| รวมมิตร(ルアムミット) | 「取り合わせ」「盛り合わせ」の意。複数の具材を混ぜ合わせる料理名に付される。 |
料理の構成
主材料
ヤム・タレー・ルアムミットの中心は魚介類であり、一般にはエビ、イカ、貝類(ハマグリ、ムール貝等)、場合によりカニや白身魚などが組み合わされる。添付画像の皿では、茹でるなど加熱処理されたエビとイカが確認でき、これに生または軽く火を通した香味野菜が添えられている。付け合わせとして葉物野菜(キャベツ、レタス等)が別添で盛られる形態も、食感の対比と辛味・酸味の緩和という点で一般的である。
香味野菜・ハーブ
ヤムにおいて香味野菜は風味の骨格を形成する。とりわけタマネギ(赤タマネギ/シャロットを含む)は頻用され、薄切りにして和えることで辛味と甘味、香気を同時に付与する。画像でも紫色のタマネギが多めに用いられている。加えて、トマト、セロリ、パクチー(コリアンダー)などが加わる場合がある。これらは魚介の生臭さを抑え、酸味・辛味の輪郭を補強する役割を担う。
調味(ヤム・ドレッシング)
調味はライム果汁(または近縁の柑橘)、ナンプラー(魚醤)、砂糖、唐辛子を基本とし、ニンニク等を加える配合が広く見られる。結果として、酸味を主軸に塩味・甘味・辛味が同時に立つ味設計となる。添付画像の提供例でも、酸味を中心としたタレの存在が視覚的にうかがえ、香味野菜の量からも「和え物」としての性格が強い型であるといえる。
提供形態と食べ方
ヤム・タレー・ルアムミットは、皿盛りで提供されることが多く、魚介と香味野菜をタレで和えた本体に、別添の生野菜が付く場合がある。別添野菜は、タレを絡めて食感と清涼感を足すほか、辛味や酸味の強さを調整する用途にもなる。屋台や大衆食堂では、提供の即時性を重視して具材をあらかじめ下処理しておき、注文後に和えて提供する方式も一般的である。
また、ヤム類は米飯のおかずとしても成立するが、塩味と酸味が明確であるため酒肴としても扱われやすい。ビール等の飲料と合わせられることが多い点は、都市部の夜間営業の飲食店における提供実態とも整合する。
衛生・食材取扱い上の論点
魚介を用いるヤムでは、原料の鮮度管理と下処理の適切さが品質に直結する。一般に、加熱済みのエビやイカを用いる型は、生食に比べてリスクを下げやすい一方、下処理後の保管温度や提供までの時間によって食感・香りが変化しうる。酸味の強い調味は風味上の利点を持つが、衛生上の安全を保証するものではないため、提供側の管理が重要である。
バンコク「Krua Araya」での提供例(画像の皿)
- 確認できる要素:加熱処理されたエビ、イカ、薄切りタマネギ、トマト、ハーブ類、別添の葉物野菜。
- 料理型の推定:魚介の加熱+香味野菜多めの「ヤム」系盛り合わせ。酸味主体のタレで全体を和える、比較的標準的な構成。
- 提供文脈:都市部の飲食店で見られる、つまみとしても成立する盛り付け(別添野菜・取り分けやすい皿構成)。
類似料理・関連項目
| 名称 | 関係 |
|---|---|
| ヤム・ウンセン(ยำวุ้นเส้น) | 春雨(ウンセン)を主体とするヤム。魚介や挽肉を加えることがある。 |
| ヤム・ムー・ヤーン(ยำหมูย่าง) | 焼き豚(ムー・ヤーン)を主体とするヤム。香味野菜と酸味の組み合わせが共通する。 |
| ラープ/ラーブ(ลาบ) | 主に肉を香草・炒り米粉などで和える料理群。酸味・辛味の設計が近縁だが、地域差と調味構成に相違がある。 |
※ヤムは材料の選択肢が広く、同名でも店・地域・季節により具材と味の強度が変化しうる。